人生100年時代と言われる現代。
女性の平均的な閉経が50歳とすると、平均寿命まででも30年以上あり、さらにその先20年も!となるわけです。
更年期の症状にどう対応するか?だけではなく、その先の老年期をいかに過ごすか?過ごせるか?のための学びがこの講座にあります。
イギリスで恩師から言われた『ホリスティックな視野で』という言葉が最も意味を持つのがこの時期からかもしれません。
更年期の時期以降は、残念ながら若さだけではカバーできない様々な不調が増えてきます。
生活習慣、食べ物、運動、心の在り方、などが、身体の健やかさやお肌の状態までにも大きな影響を及ぼします。
講座の担当には、自分自身が更年期を乗り越えた講師、更年期障害に苦しむ身内を見てきた講師、仕事で更年期の方や老年期の方と長く関わってきた講師、更年期の症状はほぼ体験しなかった講師など、様々な講師がおり、それぞれの経験や知識・技術を惜しみなくお伝えします。
しなやかに潤いある心と身体で心地よく暮らしていきましょう。
更年期ケア講座受講後のご感想
・こんなに多角的に学べて充実した内容の講座は他にない
・講師の皆さんの経験値が高くて驚いた
・実体験に基づいた話なので、わかりやすかった
・自信をもって更年期の方にアドバイスや施術ができるようになった
・自分自身に役立つ、今後の生き方が変わるとても有益な講座だった
・体を動かすこと、筋肉や骨の重要性をこんなに意識したことはない
・肌の老化は高い化粧品でカバーするものだと思い込んでいた
・シンプルで丁寧なケアのお肌や心への影響がすごいと思った
【受講案内(オンライン受講可)】
対象 | セラピスト、エステティシャン、女性のケアを行う専門職の方 |
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受講時間 | 15時間(1日5時間10時~16時×3日間) |
料金 | 108,000円 *他講座受講者割引あり |
持ち物 | 筆記用具、施術のできる服装 |
講師 | 安藤伸子、ひはらみほ(管理栄養士)、山下美紀(ハーバリスト)、鈴木清子(パーソナルトレーナー)、梅川春香(美容家)、高橋由美子(薬剤師:漢方薬監修) |
座学 | ・更年期とは? ・更年期障害と更年期にかかりやすい症状 ・更年期の捉え方と老年期に向けての心や身体の準備 ・更年期前後のホルモンバランス ・更年期とそれ以降に向けての栄養メカニズム ・ホルモンの変化と代謝、更年期のダイエット ・更年期から『老化させない』秘訣 ・更年期障害におすすめの漢方薬 ・更年期前後からにおすすめの精油とハーブ ・更年期の不安定な時期にこそ見直すお肌ケア |
実技 | パーソナルトレーナーによるセルフトレーニング指導 ☆更年期の特徴でもある代謝とホルモン、更年期からの筋肉と骨を意識したトレーニング ☆正しい運動理論を学び、更年期の方におすすめの以下目的に応じたトレーニングを学ぶ。 ・代謝アップ ・内臓下垂、臓器脱を予防・改善する ・骨盤底筋、ヒップアップ ・上半身(お腹・二の腕)を引き締める 更年期の方への施術 ・施術の意義 ・注意点 ・更年期の症状に応じた施術のポイント ・更年期ケアにおすすめの手技 |
- 自信をもって更年期前後、高齢の方へのケアができるようになる
- 技術のスキルアップ、ブラッシュアップに
- 各専門家から幅広い知識と技術を学べる
- 病院や高齢者施設で指導している管理栄養士より学べる
- 更年期の身体を知り、起こり得るトラブル(尿漏れ・便漏れ・臓器脱など)への対応を学べる
- 受講者本人の今後のQOLが大きく変わる
- 女性の一生を通じて役立つ知識やケアを学べる
- 女性の人生におけるQOL、社会活動や経済活動に貢献できる
【代表 安藤伸子より】
私自身が50代半ばとなり、やっとお伝えできるようになった更年期ケア。実は私自身は更年期障害と呼ばれるような症状は体験しませんでした。他の妊活・マタニティ・産後ケア講座では、かつての私自身にとって『あったらいいな』という思いをベースに講座を提供させていただいています。更年期こそは、自分でいくつかのケアを試みて更年期障害を克服し、その体験をもって講座を開催しようと考えていたのですが、閉経して10年近くが経つ今に至るまで、そのような症状に悩まされることはほぼありませんでした。
ですが、自分や古くからの友人知人たちのこれまでの状況、親世代、娘世代を何十年と見てくると、気付くことがあります。生活習慣、食べ物、運動、思考、暮らし方などなど、やはり総合的に関わってくるのです。自分の備えとして更年期関連の講座などを受けたこともあるのですが、表面的なものだったり、偏っていたり、講師の詳しくない分野にはほとんど触れないという内容のものでした。例えば『更年期アロマ』『更年期の食』などの場合、それがぴたりとその方の更年期症状の原因に当てはまる場合にはつらい症状も改善するのでしょうが、様々なクライアントに対応しようと思うと幅広い知識が必要になります。
年を取ると骨や筋肉の衰えが著しく健康に影響すると誰もが理解はしていることでしょう。65歳以上の4人に1人が便漏れを起こす、60代以上の約半数が『ちょい便漏れ』経験あり、同じく約半数の経腟分娩の女性が子宮脱などと聞くと、決して他人ごとではありません。まだまだ社会活動や経済活動に携われる年代で便漏れの恐れがあったりしては、気軽に出歩くこともできずQOLは著しく下がります。骨盤底筋やフェムケアが知られるようになってきた今、特に老年期に向けてのケアが重要性を増しています。
女性ホルモンのバランスが崩れる更年期世代、それを補うための食生活、日常の暮らしに取り入れられるもの、また更年期から老年期に向けての正しい運動の取り入れ方。若いころとは体型も体調もお肌の状態も異なるのが更年期世代。それぞれの専門家から、更年期に関しての情報を幅広くそして深く学べます。
・ポッコリお腹(中年太り)はどうしたら?
・更年期頃から腰痛や肩こりが増えてくるのはなぜ?
こんなご質問もありました。各講師からの回答は講座の中でお伝えします。